新たな節税策として一口馬主への加入を検討しています。

一口馬主は簡単に儲かるものではなく、基本的には収支マイナスとなる赤字投資ですが、自分が出資した競走馬がレースに出たりG1を取るかもしれないというお金では買えない夢があります。

一口馬主への加入は法人でも可能になっているため、マイナス分を経費計上でき節税にもなります。

夢を買いつつ節税できることがわかり、俄然やる気が出たため一口馬主に本気で取り組もうと思っています。

一口馬主の仕訳と計上タイミング

一口馬主は会計上は匿名組合への出資となるため、基本的には投資分を資産計上しつつ、競走馬が引退するタイミングで損失を計上することになるようです。

一口馬主で出ていくお金入ってくるお金には以下のものがあります。

出ていくお金
1.入会金(1-3万円程度)
2.月会費(月3,000円程度)
3.馬代金出資金(1口3-10万円程度)
4.維持費用(1口月1,000円程度)
5.保険料(1口年間3,000円程度)

入ってくるお金
6.配当(出走や成績に応じて)

基本的に出ていくお金は入会金を除いてすべて出資金に計上することになります。

維持費用や保険料は経費計上できそうですが、匿名組合への出資の増加と考えられるのが一般的なようで自社で計上する場合にも同じような考え方になるでしょう。

配当金については基本的に出資返戻金として処理されて出資金の減額として処理します。

競走馬は4年で減価償却されるようですが、減価償却などの処理は一口馬主クラブで行われ、減価された金額までは出資返戻金となるようです。

クラブで減価償却などを加味しても利益が出ている場合は純粋に利益の分配とされ、その場合は売上として処理されます。

まとめると以下のようになります。

■一口馬主出資の仕訳イメージ

一口馬主は節税に使えるか

ちょっとまだ調査段階で税理士に確認予定ですが、上記の認識で問題なければこれでいきたいと思います。

純粋に節税策として見ると、出資段階では資産計上となりすぐに経費として計上することはできません。

経費の計上タイミングがコントロールできない点は使いづらいですが、確実にいくらかの損金計上ができるので利益が出やすく経費の少ない私の会社では中長期で節税に貢献してくれそうです。

大体出資金は戻ってくるイメージですので、月会費の3,000円と維持費用がマイナスになるくらいかなと考えています。

G1馬オーナーになることを目指して、毎年10-20口は出資しようと思っているので、年間20-30万くらいのマイナス(節税)となるイメージでしょうか。

税金額でいえば6-9万くらいはお得になるイメージ。

想定通りなら純損失から節税額を差し引くと、趣味としては十分に機能してくれそうで想定より悪くてもある程度納得できそうです。

もし想定より良くあわよくばプラスになったりすると、利益分に税金はかかりますがそれはそれでかなり嬉しい誤算なので喜んで税金を払いますね。

一口馬主のクラブへの加入・出資は毎年7-10月頃に行われるようなので、それまでお勉強をしつつ楽しみにしておきたいと思います。




会社にあった良い税理士を見つける

私は税理士選びに税理士紹介サイトを使って、複数の税理士と面談して比較して税理士を決めました。

サービスと料金の比較ができるのはもちろん、重要となる「顧客の立場に立つ姿勢」や「知識量」も複数の税理士を比較することですぐにわかります。

税理士紹介サービスを4社利用しましたが、ビスカスは業界最多の登録税理士の中から、成約率が高く質の良い税理士から紹介してくれるので、紹介してもらった税理士の質が他社とは全然違いました。

専門のコーディネーターもついてくれて、業種や要望にあった税理士を紹介してくれます。

税理士紹介実績もNo1なので、まずはビスカスに紹介してもらうのがおすすめです。

利用料無料で、納得いくまで税理士選びをサポートしてくれます。

ビスカスの詳細を見てみる